あなたの「最後の晩餐」は?

ごはん
ほんとうに死を前にした時「**が食べたいっっ!」などと
食べ物のことを思う人などいるのか疑問であるが

日本人なら 白いあたたかいご飯の幸せ感が
DNAに組み込まれているのではないだろうか・・・。
卵かけご飯も よく上げられるメニューのひとつである。


先日、島根県雲南市で、卵かけご飯についてまじめに楽しく考える
「第1回日本たまごかけごはんシンポジウム」が開催されたという。
10月30日を「たまごかけごはんの日」に決めたそうだ。
そういえば きのうたまたま 話をしたテレビ関係の人も
「卵かけご飯」をテーマにした番組の話をしていた・・。
tamagogohan
この秋 わたしは「山形の新米の食べ比べ」を楽しんでいるが
シンプルなたまごかけご飯は 奥の深いテーマであるとこが
理解できる。

たまごかけご飯のベースであるご飯。
ブランド名にあぐらをかいてるブランド地域米やブランド品種よりも
広報戦略・販売戦略が「下手」なためだけに 高い値段がつかない品種でも
実はかなりおいしい(レベルの高い)お米があったりもする。

同じ土地で採れた同じ品種のお米でも 
水のきれいさ 土の肥沃さ 肥料 植え方 植えるタイミングによって
炊き上がり時の艶 時間がたったときの艶 口にふくんだときのかおり
かむほどにひろがる甘味・食感などなど・・・・が違ってくる。

そして 見落としがちなのが
生産者から消費者に届くまでの流通経路
出荷までの保存の仕方である。
一番おいしいお米を調達できるのが 
低温貯蔵をもつ生産農家(少ない)に
注文して 精米したてを直送してもらうこと。

最後に 炊き方。
精米日から 一ヶ月以内で食べきるのがベスト。
どんなに高いお米を買っても
キッチンでの保存が悪いとおいしさも
だいなしです。
お米は生鮮食品。
新鮮なうちに!
お米は炊飯の30分前にとぐのがよい。

など 上記は基本であるが
あとは「おいしい」は 一緒に食べる相手が
大切なひとであるか 楽しい時間であるか
が 半分以上を占めるわけです。

おいしいご飯を食べる幸せ
味覚アンテナを張り巡らせて
ぜひ おいしいお米をみつけていただきたい!


ちなみに 私の今の最後の晩餐時希望メニューは
「納豆かけ」ご飯です。


おいしいお米あります。
すろー風土台所まめ印屋
http://www.mameweb.com


そろそろ鍋がおいしい季節ですね!
日本人の食卓 鍋千一夜