ラフランス1 西洋梨ラ・フランス 西洋梨にあまりなじみのない私達日本人。実は食べ方をしらないことで「大根のようでおいしくない」などと敬遠されていました。昔のような町の八百屋さんがなくなり 食べ方を説明してもらう機会なく タイミングを見極めず食べられていたんですね。 運送の途中 痛まないように固いうちに発送されるため届いたものを まだ 完熟まえに食べてしまうのです。 西洋梨はもともと 寒い地域で栽培されるもの。我が果樹王国山形は 全国の80%の生産量を誇るラフランス王国。 ラフランスは決して木では熟しません。収穫後一定の温度の低温保存をして常温で熟して甘さを増すのを促します。 18度から25度くらいが適温といわれます。追熟(ついじゅく)というメカニズムです。 よく上部が 耳たぶくらいのやわらかさになったらといわれますが結構わかりにくいのです。 食べ頃の目安は すぅ〜とナイフがはいっていき切り口から 果汁のしずくが落ちそうになる。これが一番おいしいとき。 くちのなかに 果汁がじゅわ〜とひろがる感じ。食べ頃は こんな かんじになります。 せっかちな日本人には なじみがうすいのがなんとなく理解できます。すぐ食べたい気持ちをおさえて すろーな時間を楽しんでください。 西洋梨ラ・フランス。見た目はあまり美しいとはいえないかもしれません。西洋梨のなかでも 美人の方ではありません。 鮮やかな赤みを帯びるカルフォルニアやチャビン、また最近人気のオーロラはみるみる色が変化していきます。 その点 ラフランスはあまり外観の変化がなくわかりにくいといえます。しかし女王の機嫌をとりながら うまく熟したラフランスのとろけるような食感と薫りは ほんとに素晴らしいのです。 やわらかくなるまでのすこしの間 お部屋のテーブルにかざって楽しんでみてください。(当店のラフランスは ほかより美形です。) はやく食べたい分をあたたかいお部屋にあとで食べる分は 寒いところにおいておくとよいとおもいます。(温度が低いと追熟はすすみません) 経験を重ねるしかありません。何度が食べてみるうちに タイミングがわかるようになります。 一度お試しあれ! ハーブステビア農法のおいしいラフランス木箱入り大玉4L〜お手ごろまで。

 

すろー風土台所まめ印屋 読むだけで 野菜ソムリエ長谷川理恵さんのように美しくなれるかも。
野菜美人―Stay or be beautiful eating vegetables