335f0ce7.jpg冨樫シェフの七日町最後の料理を堪能。七日町の小さなビルの一角スーピエールに他県から県内からファンが訪れた。連日昼・夜と来店し閉店をなごみ惜しむファンの隣に座った。ルポットフー全盛の佐藤久一さんがいらした時代に庄内の地で下積みをした料理人だ。その後は十数年間新潟で人気店にいらした。昨年山形で小さくはじめた店には新潟時代のファンなど全国から山形へ足を運んでいた。ひとの心に響く冨樫さんの料理と姿勢。お客さんはこの小さな空間で新鮮な時間と感動を体験した。この店ではおいしい料理の他に小さな感動のお土産がつく。となりの人がしあわせそうに食べる顔にであえる。ひとは腹をいっぱいにするためだけに店にいくのではない。この店ははじめての人でもカウンターに座る人が多かった。おいしい料理って人を幸せにするものなんだとあらためて感じる。しあわせのオーラがある店だった。冨樫さんにほれ込んだ某社長さんのお店で5月からはまた彼の料理がたべられる。