9月のいうのにこのあつさ。30度をこす日が山形も続く。今年最高気温の記録をやぶられた山形だが、気象学的な観点から今後山形が記録更新をすることはかなりむずかしいらしい。高温談義のラジオ放送をききながら新米の稲刈りがはじまった田んぼへ。
田んぼのなかで生産者に話をきいてきた。暑すぎて米の不作が心配されたが田の水温をさげるため給水作業などをして調整をしてきたそうだ。むかしからのいい水が豊富な若木地区だ。白鷹山山系の水がきている地域で大雨や台風などの被害はなかったという。あつすぎると 腹白米(未熟米)になってしまうことがあるという。新米を精米してみたがこの地区は今年は例年なみとのことだった。
たんぼの周りは なつかしい露草の花が咲き かえるやおおきいタニシがいた。イナゴがとびはねていた。田んぼを手伝うおじさんの話がきけた。「昔は田んぼの水をそのままのんだもんだよ」「最近は孫や子供達にも米をたべろといえるようになった」「?!」そう。うわさに聞いていた あの話は本当だった。「米農家の人が自家用として栽培している米と出荷用はわけていた」という恐ろしい話。出荷用は安く量産するのが目的で農薬・化学肥料・強い消毒剤がつかう。その実態を知る農家のひとは自分達で食べる米は安全で手をかけて作った米をたべているといううわさだ。
安全がさけばれる昨今、低農薬栽培も増え 田んぼにも昔の自然がもどってきたという。日本の自給率が40%をきり日本人米をたべなくなり米価もさがり米業界の現実はきびしい。そんななかでも手をかけて 安全な米をつくり続けるひとたち。「この米は胸をはって子供達にもいっぱい食べろ!といえる」と力がこもった言葉がきけた。やさしい目としずかなでやさいいトーンの声の底から力強い自信にあふれるものを感じた。
パソコンで固まった体が 熱意とふれあい太陽のした田んぼを歩きながら流れる汗とともに気持ちよくほぐれていった。
田んぼのなかで生産者に話をきいてきた。暑すぎて米の不作が心配されたが田の水温をさげるため給水作業などをして調整をしてきたそうだ。むかしからのいい水が豊富な若木地区だ。白鷹山山系の水がきている地域で大雨や台風などの被害はなかったという。あつすぎると 腹白米(未熟米)になってしまうことがあるという。新米を精米してみたがこの地区は今年は例年なみとのことだった。
たんぼの周りは なつかしい露草の花が咲き かえるやおおきいタニシがいた。イナゴがとびはねていた。田んぼを手伝うおじさんの話がきけた。「昔は田んぼの水をそのままのんだもんだよ」「最近は孫や子供達にも米をたべろといえるようになった」「?!」そう。うわさに聞いていた あの話は本当だった。「米農家の人が自家用として栽培している米と出荷用はわけていた」という恐ろしい話。出荷用は安く量産するのが目的で農薬・化学肥料・強い消毒剤がつかう。その実態を知る農家のひとは自分達で食べる米は安全で手をかけて作った米をたべているといううわさだ。
安全がさけばれる昨今、低農薬栽培も増え 田んぼにも昔の自然がもどってきたという。日本の自給率が40%をきり日本人米をたべなくなり米価もさがり米業界の現実はきびしい。そんななかでも手をかけて 安全な米をつくり続けるひとたち。「この米は胸をはって子供達にもいっぱい食べろ!といえる」と力がこもった言葉がきけた。やさしい目としずかなでやさいいトーンの声の底から力強い自信にあふれるものを感じた。
パソコンで固まった体が 熱意とふれあい太陽のした田んぼを歩きながら流れる汗とともに気持ちよくほぐれていった。